特に笠間市の栗が有名ですが、農場がある筑西市も広大な関東平野に位置し、桜川、小貝川の両河川に挟まれた肥沃な大地と、平野ならではのさんさんと降り注ぐ太陽の光をいっぱい浴びて育った品質の高い栗を栽培しています。
弊園の土は関東ローム層の赤土です。一般に赤土は粘土質で水はけが悪いといわれますが、関東ローム層は砂が適度に交じり保水性も透水性もあるという珍しい地質で弱酸性の土壌であるため美味しい栗を栽培するのに最適な土です。
弊園では、そんな恵まれた土地を最大限活かし、収穫後に熟成し甘さを引き出した熟成栗を「吉原農場の完熟栗」として取り扱っております。
熟成後の栗は、1粒づつ傷み、虫食いなどの不良果を抜きます。虫食いの穴は直径1mmほど、傷みについては若干の色の変化や質感の違いなどを参考に「いい栗」だけを選び抜きます。根気のいる作業でかなり熟練度が必要なので1粒ずつの選別を行っている栗農家は珍しいのです。
お客様の好み(しっとりorほくほく)(作りたい栗料理など)をヒアリングしてそれに合ったオーダーメイドの栗を提案できるのが吉原農場の強みです。栗専業農家だからこそできる提案を楽しみください。