その栗のポテンシャルを最大限に引き出した、シーズン中いつでも美味しい栗 栗好きな人達を笑顔にする栗
①栗の個性(得意)を伸ばす栽培や熟成
②収穫の回数、スピードによる鮮度の高さ(甘さの元となるでんぷんの喪失を防ぐ為)
③選別基準の高さによる高品質
栗は縄文時代からの日本人の食文化の中に存在していました。
現在では、秋になると店頭に並ぶ生栗をはじめ、より食べやすく加工された焼き栗やモンブランなどをよく目にするようになりました。
栗というと秋の味覚のイメージが強いですが、弊園で取り扱っている「熟成栗」は約一か月間の熟成期間を必要とするため10月半ば以降に旬を迎えます。お待たせして申し訳ありませんが、そのぶん美味しい栗をお届けします。
栗の品種
ぽろたん、人丸、大峰、筑波、有磨、利平、美玖里、石鎚、岸根
栗は品種によって個性があります。実の味、実の大きさ、木の形いろいろな個性にあわせて剪定、施肥などを行います。
栗の実は種です。常温では木から落果した時から芽を出すためにでんぷんや水分を消費し始めます。
熟して落果したものはその日のうちに急いで収穫、洗浄して一次選別したのち冷蔵庫に入れて熟成へ
品種や収穫時の温度によって変わります。
約1ヶ月以上にわたり温度、湿度を徹底管理した(品種、栗の状態により変化する)熟成後、最終選別へ
熟成後、1粒づつ傷み、虫食いなどの不良果を抜きます。虫食いの穴は直径1mmほど、傷みについては若干の色の変化や質感の違いなど
を参考に「いい栗」だけを選び抜きます。根気のいる作業でかなり熟練度が必要なので1粒ずつの選別を行っている栗農家は珍しいと思います。
美味しい栗になるようにすべての条件をクリアしたものが「完熟栗」になります。
完熟栗の一粒一粒が私たちの1年の集大成です。是非、ご賞味ください。